NOBU-log

無職で長野から上京し、日々の経験を記したブログです。

特攻隊ミュージカル『流れる雲よ』から感じたこと

ミュージカルSATOMIで共演をさせて頂いた、

釣舟大夢氏出演の特攻隊ミュージカル『流れる雲よ』を2年連続で観劇してきました。

 

流れる雲よフライヤー

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2年連続だったので、昨年ほどは泣かないだろうと

たかをくくっていたけれど、

やっぱり、大号泣。

 

大筋が一緒でも、

演出や演じる役者さんが違うとこんなにも違く見えるのかと、

新しいものを見てるかのような新鮮な気持ちで観させて頂きました。

 

そして、

改めて役者さんってすごいなと。

心から尊敬できる職業の一つです。

 

ここからは舞台をみて自分が感じたこと。

 

この舞台は第二次世界大戦と呼ばれている大東亜戦争の特攻基地を題材にしたお話。

特攻隊員が国のためにその身を捧げ、敵艦に突撃をしていく。

 

当時の日本がとったこの特攻という行動が、

9.11と重なり、

まるで特攻が見本とされるかのように

世界のどこかでは歴史が繰り返されているということを再認識すると、

とても怖くなった。

 

戦争の時代に生きていた人たちが

国のためにとやっていた当たり前は、

現代でみれば当たり前ではない。

 

でも、これを置き換えてみれば、

現代の人たちが当たり前にやっている事も

未来の人たちから見たら当たり前じゃない事もきっと沢山あるんだろうなと、

そんな事を考えさせられました。

 

毎朝毎晩の人が潰れるほどの満員電車

災害のたびに起きる買い占め

昔から時が止まっている労働環境

スーツだらけの街並み

 

違う人生を生きてきた一人ひとりに異なる価値観があるように、

生きてきた時代によってもある種の洗脳みたいに、

その時代に合う価値観が知らない間に植え付けられているのだと感じました。

これは、

しょうがないと思う反面、本当に恐ろしいことだとも思います。

 

この決断が正解。

なんてものはないのかもしれないけれど、

時代や環境に惑わされず、本当に大切だと思えることを決断できる

人間でありたいなと思います。

 

だからこそ、考えることをやめてはいけない。

当たり前のことに疑問を持てるような、

それくらい自らを、社会を、俯瞰して見ていきたいと思います。

 

日本でも戦争があったという事実を、

現代の私たちはどのように感じ、どのように受け取るのか。

また、戦争時代に生きた人は何を感じていたのか。

この大切なことを途絶えさせず、自分の口で伝えていきたいなと思わされました。

 

その一つの方法として「流れる雲よ」という作品は、

とても重要な役割を担ってくれているのだと感じます。