NOBU-log

無職で長野から上京し、日々の経験を記したブログです。

【本紹介】副業するならカメラマン カメラ歴0日でも稼ぐカメラマンになれる全ノウハウ 著者:小椋 翔

副業するならカメラマン

まずは、読了後の感想

自分がこの本を手に取った理由は、

カメラを購入したから、といういたってシンプルな理由でした。

 

本書の最初の印象は、

副業と題名にあるので少しビジネス的な要素も入りつつ、

どちらかというとカメラのhow toの方がメインかなと思っていたのですが、

 

実際はそうではなく、

 

「カメラマン」という職業にフォーカスさせながら、

稼ぐということの本質を教えてくれる内容でした。

 

ここからは本書内で心に響いた内容に、

読んで見ての個人的な感想も補足的に入れつつ紹介していきます。

 

 

プロローグ

ここでは、カメラマンという職業がいかに副業に適しているかの根拠も説明しながら、

実際の実例と共に紹介をしています。個人的には「ネオカメラマン」この言葉が非常に心に残っています。素人でもカメラが好きなのであれば稼ぎ方はいくらでもあるということを教えてくれています。

このプロローグで私は、一気に本書の世界に引きずり込まれました。

 

 第1章 誰でもお金・時間・場所から自由になれる

この章では、現状の働き方に満足しておらず、

何か新しいことをやろうとしている。

が、なかなか一歩が踏み出せない。

というその理由が書かれています。

 

本書内で紹介していたのは「世界三大言い訳」。

自分のストッパーになっているのはこの部分だと私は気づきがありました。

 

そしてより良い生活を送るためには、

何を断つのか、

何を捨てるのかを決めて、

断ち切ることの重要性を実際に著者の実例を元に描かれています。

 

著者である小椋さんの経験談を聞くと、

不思議と何でもできそうな気になってくる気がします。

 

「自分がやれる方法を思いつけばいいだけ」

全てがこの言葉に尽きるのではないかと感じました。

 

こういったタイミングで本書内で出てくるのがプチワーク。

『あなたは、三大言い訳を言わないようにするために、何を捨て、何をと言いれますか?』

是非皆さんも考えてみて下さい。

 

第2章 1日2時間だけ!カメラマンの稼ぐ力 

この本で一番心に残った言葉は第二章にありました。

『TTTP』

なんの略だかわかりますか?

 

この考え方が成功への一番の近道だと思います。

そしてこれは考え方なので、どんな業種にも当てはまります。

 

そしてもう一つ、とても考えされる文章がありました。

 

『可能性思考』という考え方で、

例えば私が1億円の収益を目標にしていて、

その可能性が1%でもある行動をどれだけできているか 。

 

行動が何よりも大切だということは、

それ自体が実現に直結するからなのだと

いうことを改めて感じさせられました。

 

ここでのプチワーク。

『あなただったら1億円を手に入れるために、どんな可能性のある行動を起こしてみますか?』

 

第3章 経験ゼロでも、90日で売れっ子カメラマンになれる 

この章はカメラマンとして稼ぎたいと思っている人は必見。

技術的な部分から、どう集客をするのかまで、

稼ぐためのhow toが惜しみもなく記されています。

 

この章での個人的に好きな文章を紹介させて頂きます。

『自信、とは何からきているのか。

それは、自己信頼、自分との信頼関係からきているのです。』

 

第4章 お客様がどんどんやってくる「ぱぴぷぺぽの法則」

この章でも前章に引き続き、集客に関するhow toが書かれています。

まさに私がカメラをやりたい!と思わされたのが、

ここで紹介されている技法でした。

 

『人は感動した時に、誰かに伝えたくなる生き物である』

私がたまたまTwitter出回ってきた1枚の写真に感動しカメラを購入したように、

人は衝撃(感動)を受けると行動してしまうものなのですね。

 

もしかするとその写真1枚で私も人生が変わるかもしれないのですから、

写真が持っている可能性と大きさと、

このSNS時代の現代にカメラマンは非常にマッチした職業なのかもしれないということを感じさせられました。

 

第5章 主婦でも1ヶ月で120万稼げた

第6章 稼げるカメラマン、稼げないカメラマン、何が違う?

このそれぞれの章では実例を挙げながら稼げるカメラマンと、そうではないカメラマンの違いが書かれています。

なぜほとんどのカメラマンが稼げていないのか。

 

その原因を本章では、

『自己投資貧乏になる人が多い』と記されています。

 

さらに記されていることが、

『知識が高まったからといって、ビジネスがうまくいくわけでも、スキルが上げるわけでもない。』ということです。

 

知識がつくことによって自信がつくかもしれませんが、

知識をつけるという行為はあくまでも手段にしか過ぎなく、

知識とビジネスは全くの別物であることを理解することが大切なのだと感じました。

 

第7章 「また撮って」と言われるファンづくり

第8章 写真が劇的にうまくなる簡単テクニック

第7章でのお話ではいかにリピーターを作れるかということにフォーカスされています。私がこの章を読んでいてとても勉強になったことは、

『お客様から問い合わせがきた時に、どれだけワクワクさせられるかが重要です。』

という文章でした。

サービス提供中、またサービス提供後のアフターフォローではこういった話はよく聞きますし、サービス業に従事している多くの方が意識されているかと思うのですが、

お問い合わせの時点でその意識をされている方、また実行している方は少ないのではないかなと思います。

確かにお客様自身が実際のサービスを受ける前に、ワクワクさせることができれば

当日のサービスも提供しやすくなりますし、リピートにも繋がるのは間違いなしです。

 

最終章である8章は実際の写真付きでカメラテクニックが記されています。

きっとまずはこれをTTTPすれば間違いなしです。

 

まとめ

総じて私が本書から受け取ったメッセージは、

「好きなことで稼ぐということはこういうことだよ」

ということでした。

 

知識を蓄えてからとか、

お金が溜まってからとか、

それはきっと自分を守るための言い訳で、

知らぬ間に植えつけられてしまっている固定観念なのだと気づかされました。

 

とはいえ、無知のまま何かに挑戦することは本当に怖い。

そんな時に何を大切にすればいいのかを本書が教えてくれました。

是非一度読んで見て下さい。