NOBU-log

無職で長野から上京し、日々の経験を記したブログです。

素人がカメラマンとして稼いでみた

あらすじ

カメラを買って8ヶ月

購入したカメラは一眼レフではなくいわゆるデジカメ

カメラの経験は全くのゼロのど素人

 

趣味で、好きなことで、稼ぐとはどんな気持ちになるのかを知りたくて

素人カメラマンでも稼げる仕事を自分で作ってみた。

今回はそんなお話。

 

カメラに興味がある方はもちろん、

自分のようにサラリーマンをやりながら副業を

考えている方は是非読んでみて下さい。

 

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きっかけは

ボクは社会人になりほとんどの時間をサラリーマンとして過ごしており、

収入の大半もそこに紐づいています。

 

今の仕事が嫌いな訳でもなく、

どちらかというと好きな分野で働かせてもらっていて、

自分が興味があることを仕事にさせてもらっていると思う。

大前提、自分がやりたくて今の仕事をしている。

 

ただ、自分の生活を見直してみると、

「仕事時間」と「プライベート時間」で自分がやっていることは異なっていて、

自分のプライベート時間まで好き好んでサラリーマンとしての仕事をしたいとは思っていないし、

そこに趣味のように時間を忘れて没頭できる訳でもなく、

自分の中には「仕事」と「プライベート」との線引きが少なからず存在していることを感じていいた。

 

それが特に嫌という訳でもないのだけれど、

ボクが尊敬している人たちはまるで仕事をプライベートで遊んでいるように、

楽しんで取り組んでいる人たちが多い気がしている。

 

自分自身の趣味、本当に好きなことで稼ぐとはどう気持ちなのだろうか。

 

それを探ってみようと思ったのが、今回の取り組みのきっかけです。

 

稼ぐに至るまで

さて、どうやって稼げばいいものか。

と考えた結果、今年から少しずつ趣味で始めているカメラで稼いでみようと決めました。

ちょうどカメラも始めて買ってみたしちょうどいい、そんな感じです。

 

しかし、カメラの腕前はズブの素人。

ひとまずどうしたら稼ぐことができそうか一人会議を決行。

 

写真の質(技術)で勝負はできない。

カメラは一眼レフではなく、望遠が優れたデジカメ。

業務委託・・・素人は厳しそう。

SNSやクラウドワークス系で募集をかけてみる・・・うーん。

 

ひとまず現状をふまえて、

どんな人であれば価値を届けられそうか仮説を立ててみました。

 

●仮説

①クオリティ以外の価値

→その瞬間の思い出。学校で販売される写真みたいに親が知らない時間には価値がありそう。

 

②クオリティをカバー出来るもの

→シンプルに手数で勝負。きっと奇跡の一枚が生まれる、はず。

 数があることによって、「選択する」という行動にも誘導できそう。

 

③プロのカメラマンには手が届かない場所

→小規模なイベント

 

あとは、これに当てはまりそうなことをリサーチ。

運よく、これはすぐ発見。

 

同じ会社内のゴルフ事業部があり、

ゴルフ場で定期的にイベントを実施していることを思い出し、

担当者に話を聞いてみると、少人数でのイベント故カメラマンを外注することは現状難しく、

しかも参加する子ども達の親は一緒に帯同を出来ないよう。

 

仮説①③ハマり!

即時にやらせて下さい!と直談判しました。

 

結果の売り上げはというと・・・

そして当日。

ゴルフ場に行くことも初めてだったのでかなり四苦八苦しましたが、

無事撮影完了。

いやー、撮影は楽しい。

 

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今回撮影させてもらったのは、

ゴルフをしている20名程の皆様。

もちろん初めてお会いしてた方々で、お話もしてませんが、

カメラのレンズを通して皆さんの表情を追っていると、

勝手に親近感を湧いてしまう。

これもカメラの魅力なのだと感じました。

 

使用したカメラはこちら↓

 

そして、販売を開始して1週間。

売上は22000円。

密かに目標を10000円にしていたので実はかなり嬉しいです。

 

これからゆっくりデータの分析をしていきたいなと思っているのですが、

今回の仮説の検証としては、

【素人でも「場所」や「タイミング」を見つけ出せれば稼ぐことができる】

②の検証は今回の結果だけでは断定出来なそうですが、ある程度の効果はありそう。

 

今回の取り組みのきっかけにもある、

好きなことを仕事にするとどうなのか、ということについては、

 

好きなことで仕事をしてみても大変なものは大変だということ。

今回の取り組みでいえばカメラを撮影することはとても好きだけれど、それに付帯する業務は予想以上に大変。

「好きなことを仕事にすると、好きなことが嫌いになってしまう」

そんな話を聞いたことがありましたが、少しその理由もわかった気がしました。

 

今回の終着点

今回の取り組みは何が他の仕事とは違っていたのか。

それを考えてみると、

 

【苦が苦じゃなくなる】

 

この感覚が1番強かったような気がします。

今回は初めての取り組みで色々な要素が重なってそう感じたのかもしれませんが、

「興味があること」に加えて、取り組みに対しての「熱量」がそうさせたのかもしれません。

 

何が自分にとっての熱量になっているのかをもう少深掘りをして言語化をしてみると、

 

わくわくしていた→挑戦心・探究心

叶えたいビジョンがあった→野心・野望

アイデアを形にできた面白さ→ビジネス力

 

こんな要素が自分の熱量に変わっている気がしています。

 

今回の場合カメラという興味があるものを通すことにより、この熱量の反映率が高くなっていましたが、

自分なりのこういった方程式に仕事を当てはめてみたり、

いま行っている仕事に方程式の要素を作っていくというのも、

仕事の捉え方や感じ方も変わっていくのではないかなと思います。

 

『好きなことを仕事にする』

ということを知ることによって、

『何を大切にしているのか』

がぼんやりとわかった今回の取り組みでした。