NOBU-log

無職で長野から上京し、日々の経験を記したブログです。

トレーナーではない私が、パーソナルジム を経営する上で大切だと思う2つのこと

元々、私はトレーナーの専門学校に通っていました。

専門学校卒業後もフィットネスクラブにトレーナーとして活動をしていたのですが、21歳の時にきっぱりトレーナーとしての将来を諦めました。

 

理由は2つ。

やりたいことが見つかったことと、トレーナーとしての将来を当時の私では描けなかったから。

 

無職で東京に出てきて、いまも所属している会社に野球指導のバイトで入り、

社員になり、数年は野球スクールのマネージャーとして従事していて、

ヘルスケア事業が立ち上がる時に立候補をして事業責任者としてパーソナルジムを立ち上げることになったと、経緯はざっくりこんな感じです。

 

これはいまだから言える事かもしれないけど、

小規模なパーソナルジムを立ち上げる事自体は簡単です。

1店舗目の立ち上げの時はうまくいかなくて泣いていた 笑)

 

ジムを立ち上げるためにやるべきことは明確にあって、

それを実行していけばいいだけだから。

タスクをこなしていけばいいという事。

 

あとは、物件との出会い。

これは本当に、何よりも大切かもしれない。

 

物件も決まって、内装も完成して、機材も入れた。

がしかし、ここで大問題。

私はトレーナーではない。

指導ができない。どうしよう。

 

ここで私を救ってくれるのが私のビジネスパートナー、

トレーナーの皆様です。

この方々がいないと私の仕事の大半は成立しません。

 

ヘルスケア事業を立ち上げて、かれこれ5箇所くらい様々な携帯の健康サービス拠点をプロデュースしていることになるのですが、といろんな特徴を持ったトレーナーさんと出会います。

うまくいかないトレーナーさんももちろんいます。

結局のところ、このタッグを組んだトレーナーさんとうまく意思疎通ができていれば店舗の運営もある程度うまくいくと思っています。

なぜなら、スタートアップの事業なんてものはうまく行かないことの方が大半で、意思疎通が取れていれば壁にぶつかっても一緒に前を向けるから。

 

バランスがとても難しいのだけれど、どちらかに依存をしすぎず、それでも頼るところは頼って、それぞれがそれぞれの役割を責任を持って全うしていくと。

それぞれの強みの領域の中で成果=報酬が結びつくような契約を結ぶことが大切だと感じます。

 

OPEN日が決まれば集客をしていく訳だけれど、まだ日本でのパーソナルトレーニング需要は高いため、当たり前のことを当たり前にできればある程度人はきます。

あとはどれだけ時間をかけることができるかという、資金力との問題となります。

 

これらを実施していく中で何が一番重要だと感じたか。

これは私の中では2つあって、

1つ目が「パートナー(トレーナー)との相性」

2つ目が「目標達成力」

 

まず1つ目の「トレーナーとの相性」。

これがうまくいった店舗とそうではない店舗の最大の違い。

これは私の持論ですが、マネジメントをしようとしたり、変にルールやマニュアルを作ろうとするとうまくいかない。これは事業がうまくいかなかった時に誰かのせいや、その仕組みのせいにしてしまいがちだから。このスタンスだとそのトレーナーとは一緒に成長はできないし、お互いに壁を作ってしまう原因になるし、一緒に仕事をしていてもつまらないです。

だから私のトレーナーとしての技量よりも、人間性で一緒に仕事をする人を選ぶようにしています。

 

2つ目の「目標達成力」。

集客は工夫をすればいかようにも出来る。

資金に余力があり、期間に制限がなければ。

ただ限られた資金の中で1日でも早く損益分岐点まで持っていかなければならない

事業者の方が圧倒的に多く、ボクもその中の1人です。

その時に最も大切になってくるのがこの目標達成力だと思います。

限られた資金の中でどこまで実績を出せるか店舗経営者として求められるところでもあります。

計画通りにいくなんてことはそうそうなく、とにかくどれだけ愚直に『仮説×行動×分析』を繰り返すことができるか。これをどれだけ数をこなせるかとスピードが鍵だと思っています。

 

知識なんてものは後からいかようにも付いてくるし、本当に必要になれば学ぼうとする。まずは目標に対してどれだけ行動できるかどうかが大切です。

さんざん失敗もしても、あきらめなければきっとそのうち成功するので大丈夫です。